たった1記事で読者の心をつかむ『文章の型』〜PREP法〜

たった1記事で読者の心をつかむ『文章の型』〜PREP法〜

こんにちは。

コーチ・コンサル専門、個性派ライティング育成プロデューサーの川畑です。

今日は、文章の型についてお話ししたいと思います。

 

文章の型は、読者の心をつかむまでの流れのこと

実は、文章を書くことがうまくても、全く読者ファンを作れない人がいます。

えっ、どういうこと!?

って思いませんでしたか?

 

そう、実は文章の書き方がいくら上手でも、もう1つの力を身につけなければ、ファンができる文章が作れないのです。

もう1つの必要な力とは、「構成力」です。

 

ちょっと想像してみてください。

あなたが、とあるドラマを見たとしますね。

そのドラマを見たときあなたは、涙をボロボロ流したほど、感動したのです。

あまりにも感動的すぎたので、それを誰かにシェアしたくて、友達にも一生懸命そのドラマの良さを伝えました。

 

ところが・・・!

 

自分はそのドラマを語っててめちゃめちゃ気持ちが熱くなっているのに、その話を聞いてる友達は、自分とは明らかに熱量が違うのがわかるのです。

つまり、そのドラマの魅力が、全然伝わっていなかったんですよね。

 

こういった経験って、多分ほとんどの方にはあるんじゃないでしょうか。
(もちろん僕も、経験済みです。笑)

話が伝わらない原因は、話の構成力が欠如しているからです。

 

面白いドラマを見た後、そのドラマの魅力をしっかりと伝えられる人は、話の構造を組み立てるのが上手い人です。

つまり、どうすればそのドラマに魅力を感じてくれるようになるのか、という聞き手を惹き込むまでの構造が分かっているのです。

 

この話は、直接口頭で伝える場合の例でしたが、文章も一緒です。

あなたがその文章で何かを伝えようとしたとき、どうすればちゃんと読者を惹き込み、メッセージを受け取ってくれるようになるのでしょうか。

こういう読者の心理や、話の構造をテンプレート化したものが、「文章の型」なのです。

 

コーチ・コンサルの起業家なら、読者を惹き込む文章を書けるようになる必要がありますよね。

だからこそ、文章の型をしっかりと意識しながら執筆活動をしていきましょう。

 

まず最初にマスターするべき型は「PREP法」です

 

今回オススメする文章の型は、「PREP法」です。

「PREP法」とは、説得力のある話の構造がテンプレート化されたものです。

僕はこの「PREP法」を伝えることで、あなたに説得力のある文章を書けるようになって欲しいと思っています。

 

ここで1つ、あなたにお聞きしたいことがあります。

そもそも、なぜ説得力のある文章を書けるようになる必要があると思いますか?

その理由は、僕らコーチ・コンサルの起業家が、クライアントさんの問題を解決できる力があることを、示す必要があるからです。

つまり、専門家としての実力ですね。

これを、説得力のある文章を書くことによって、読者にコーチ・コンサルとしての信頼を勝ち取っていくのです。

 

人柄上の信頼を勝ち取るのも、もちろん重要です。

しかしそれは、コーチ・コンサルとしての信頼を勝ち取っているのが、前提条件の話なんですよね。

 

なので、説得力のある文章が書けるようになるためにも、今回お伝えする「PREP法」を、ぜひマスターしていただければと思います。

 

じゃあ、「PREP法」ってどういうものなの?

PREP法とは、4つのステップで構成されている、それぞれのパートの頭文字をとったものです。

その4つのステップとは、

P:Point(その文章のテーマを伝える)
R:Reason(読者がその文章を読む理由を伝える)
E:Example(具体例を出して、方法論を伝える)
P:Point(まとめ)

というような構成です。

この順番で文章の構造を考えれば、自然と説得力のある文章になっていきます。

 

とは言ったものの、こんな英語だけズラッと並べても、「意味わかんねーよ!」って感じだと思います。笑

ということで、具体的にどうやってそれぞれのステップを書いていけばいいのかを説明していきますね(^-^)/

 

P:Point(その文章のテーマを伝える)

これは、書き出しのパートですね。

書き出しのパートでは、その文章のテーマを伝えます。

 

僕が書いた今回の記事で例えるなら、「文章の型をマスターして、読者のハートを掴もうぜ!」というテーマにしています。

 

このパートでのポイントは、いきなりガッツリ書かない、ということです。

いきなりなが〜い一文から始まっていたり、専門用語からスタートしていたり、堅苦しい言い回しから始めちゃダメです。

「PREP法とは何か!」みたいな始め方をしたら、読者は逃げちゃいます。

 

なので僕の場合は、必ず挨拶と自己紹介から書き始めるようにしています。

そして、今回の文章のテーマをサラッと伝えます。

 

そんな感じで最初のパートを書き終えたら、次の話にうつります。

 

R:Reason(読者がその文章を読む理由を伝える)

このパートでは、なぜ読者がその記事を読む必要があるのか?という理由や根拠を伝えます。

理由付けは、めちゃくちゃ重要です。

 

なぜなら、読者にその記事を読む理由を伝えなければ、「あっ、この文章俺には関係ねーや。」となって、すぐに読むのをやめてしまうからです。

読者がその文章を読もうと思うのは、少なくとも読者には「読む理由」があるからです。

 

その読む理由とは、

「今持ってる悩みが解決できるかもしれないから」
「もっと良い未来が手に入るかもしれないから」
「単純にその人が書く文章が好きだから」

といったように、人によって様々かもしれません。

 

しかし読者は、共通してその文章を読むメリットを感じているはずです。

なのでこのパートでは、読者がその文章を読むメリットを伝えれば良いんですよね。

 

で、そのメリットを伝える方法は2つあります。

1つ目は、その文章を読まないと、どんな恐ろしい未来がやってくるのかを書く方法です。

そして2つ目が、1つ目の逆で、その文章を読むことでどんな良い未来が待っているのかを書く方法です。

 

1つ目の恐ろしい未来の書き方ですが、その文章が扱うテーマについて知らないと、どういう問題が起こるのかを考えます。

今回の僕の文章で例えると、文章の型を知らないと自分の言いたいことが全く伝わらず、読者がファンにならないどころか、一生懸命書いた文章がスルーされてしまうよ。

という恐ろしい未来を、ドラマの感動を友達にシェアする、という例え話を使って伝えています。

こんな感じで、読者は「この未来は避けたい!」と思うようなことを書いていくのです。

 

2つ目の良い未来の書き方のコツは、恐ろしい未来の逆で、そのテーマを知ることによって読者に起こる変化を考えるのです。

例えば僕の文章では、文章の方をマスターすることによって、たったの1記事で読者の心を掴めるよ。

っていうことを、タイトルから言っています。

そのほかにも、その良い未来を文中でもちらほら書いているんですよね。

こんな感じで、読者にとって魅力的な未来を考えていくと、強力な理由付けになりますよ。

 

そして、どちらかの未来を書いたら、どうしてそうなってしまうのかという根拠をしっかりと解説しましょう。

ここが抜けてたら、ただの煽り文章になっちゃいますからね。苦笑

 

そしてこのReasonのパートを書き終えたら、次のパートに入っていきます。

 

E:Example(具体例を出して、方法論を伝える)

ここまで、Pのパートでその文章のテーマについて伝え、Rのパートで読む理由まで伝えました。

もしここで文章が終わってしまったら、読者は「それで?」という放置プレイされた読後感を持ってしまいます。

放置プレイするようなコーチ・コンサルのところには、誰も行きたくないですよね。笑
(ただし、明確な意図があって放置プレイするなら話は別です。)

 

コーチ・コンサルがブログやメルマガを書く上で大事なことは、読者の現実が変わる文章を書くことです。

そういう文章を書くことで、まずコーチ・コンサルとしての信頼を積み重ねていくことが、すっごく重要なんですね。

だから、読者がその文章を読んだ後、どのように行動すれば良いかが分かるところまで話を落とし込みます。

つまり、方法論を書くのです。

 

今僕がこうやってPREP法という方法論を伝えているのは、あなたにもPREP法を使えるようになって欲しいからなんですよね。

 

こういった方法論の書き方にも、1つポイントがあります。

それは、読者がその文章を読み終わった後、最初に取るべき行動は何か?をイメージすることです。

例えば今回の文章なら、「PREP法のテンプレートを用意したので、それに沿って書いてみてください。」とか、そんな感じになりますね。

大事なのは、極めて具体的に書くことです。

 

ここは、あなたのウデの見せどころですよ!

ぜひ頑張って考えてみてください(^-^)/

ここまで書けたら、いよいよ最後のパートに突入です。

 

P:Point(まとめ)

最後のパートは、まとめに入ります。

まとめ方としては、まずその文章のテーマを再度伝えましょう。

そしてその文章を読むことによって、どんな良い未来がやってくるのか。

その良い未来に向かうためにも、次は何をするべきなのか。

といったことを書いていきましょう。

 

今回の記事の場合だと、こうなります。

この「PREP法」をマスターすることによって、読者のハートをがっちり掴めるようになります。

読者のハートを掴めれば、セミナーや体験セッションの集客もすごく楽になっていくんですよね。

なので、テンプレートを使って1記事書いてみましょう!

 

というようなことを書くわけですね。

ここまで書き切って、1つの文章が出来上がりです。

 

説得力のある文章が、安定した集客の土台になる

今回お伝えした文章の型は、もしかしたら知ってる方もいたかもしれません。

それぐらい、ビジネスにおいては鉄板の型なんですね。

ちなみに、今回の記事もPREP法に沿って書いています。

 

文章の中で人柄を表現したり、自分の哲学や価値観を伝えていくのは大事なことです。

しかし、そういった人間性を出して集客できる人は、その手前で「説得力を持っているから」なんですよね。

なので、読者のハートを掴むためにも、しっかりと説得力のある文章を書けるようになりましょう。

 

今回、この記事を読んでくれたあなたが、少しでも文章力が上達できればと思い、「PREP法のテンプレート」を作りました。

ぜひ、そのテンプレートを活用しながら、読者の心をどんどんさらっていってくださいね(^-^)/

 

テンプレートを受け取る型はこちらをクリック!

 

では、今日はこの辺で終わります。

貴重な時間を使って読んでいただき、ありがとうございました。

 

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川畑 快
193cm自動化マーケター

●2015年、大学卒業を目前にして、自由を求めて内定を手放す。1年後に文才があることが分かり、コピーライターとして起業。

●現在は、コピーライターとマーケティングコンサルタントとして活動中。その人が描く理想を大切にしながら、反応率を最大限まで引き上げるマーケティングを得意としている。また、自身で運営するブログメディアは月間20万PVを超える。

●海外ツールを駆使したマーケティング・オートメーションのスキルを使って、自動でキャッシュを生み出す仕組みの作り方を体系化している。ちなみに動画作りやLP制作も手掛けており、マーケティングに必要なスキルを一通り習得している。

●現在、オンラインビジネススクールを2つ運営中コンサルティングやセミナーでも、言葉の力と分析力の高さを使って論理的に解説。オンラインスクールの受講生から「わかりやすい」と定評がある。

専門テーマ:自動化マーケティング、コピーライティング、SEOライティング、ウェブマーケティング、ウェブデザイン

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