たった1記事で読者の心をつかむ『文章の型』〜ストーリー型〜

こんにちは。
コーチ・コンサル専門、ライティングプロデューサーの川畑です。
目次
あなたの魅力を引き出す文章、書きたくないですか?
タイトルにパート2とあるように、前回の記事でも文章の型について説明しました。
その記事で説明した型は、「PREP法」という話の説得力を底上げするためのものです。
ビジネスとしてしっかりと集客していくためには、そもそも説得力がなければいけません。
なぜなら、あなたの文章を読んでくれている読者には、最終的にお客さんになって欲しいわけですよね。
お客さんになってもらうということは、お金を払ってもらうということです。
人の性として、怪しいものにはお金を払いたくないので、説得力のある文章を書けるようになる必要があるんですね。
そのために、前回は「PREP法」の解説をしていました。
「PREP法」について詳しく知りたい方はこちら。
ただ、それだけでは正直足りないのです。
なぜなら、「PREP法」は、ザックリいうと理屈を組み立てる型だからなんですよね。
つまり、あなたの人柄を表現するための文章の型ではありません。
コーチ・コンサルの方が集客するためには、「説得力」に加えて「人間的魅力」でも勝負する必要があります。
なので、書き手の姿が浮かんでくるような文章も、必要になってくるのです。
そのためにも今回、あなたの人間性が浮かび上がってくるような、そういう文章の型について解説したいと思います。
ストーリーを書こう
じゃあ、どうやってあなたの人間的魅力が伝わる文章を書けばいいのか?
その答えは、ストーリーを書くことです。
なぜストーリーを書くのか。
それは、そもそも人間という生き物が、ストーリーのことが大好きだからです。
例えば、書籍なんかでも、ビジネス書が5万部から10万部売れれば大ヒットになります。
ところが、それが小説になると、200万部以上のヒット作がたくさんありますよね。
つまり人は、ビジネスについて学ぶよりも、ストーリーに触れる方がずっと好きなんです。
この法則を利用して売れたビジネス書が、「夢をかなえるゾウ」です。
あれは本来、自己啓発系という、ビジネス書の一部に入るジャンルの書籍なのですが、200万部を超える大ヒットになっています。
これは、自己啓発系の内容を、ストーリーで表現したからです。
このストーリーの力を、僕やあなたも、夢をかなえるゾウのようにうまく使っていこうじゃないか。
という目的で作られたのが、今回の型です。
じゃあ、そのストーリーをどのようにうまく使っていけばいいのでしょうか?
「ストーリー×法則」が、人を最も惹きつける
ストーリーを書こう!
とは言ったものの、ただストーリーだけ書いても、それは単なる日記にしかなりません。
大事なことは、そのストーリーに対して、あなたがどう考えているのか、ということです。
つまり、文章の流れとしては、このような構造になります。
1.ストーリー
2.法則
3.結論
この順番で書いていくことによって、読者はあなたの魅力に惹きつけられ、読んでいてためになる文章が出来上がります。
結果として、「また読みたい!」と思ってもらえるようになり、最終的にはあなたのセミナーや体験セッションに来てくれるようになるのです。
この型の構造をマスターすると、かなり読者のファン化が加速していきますので、ぜひモノにしていただければと思います(^-^)/
ということで、それぞれのパートについて詳しく解説していきますね。
1.ストーリーで読者を惹きつける
書き出しのパートは、ストーリーから入りましょう。
どんなストーリーを題材にするかというと、以下のようなものになります。
・最近体験したこと
・過去のストーリー
・クライアントのストーリー
・人から聞いた話
などなど、題材はわりとなんでもいいです。
ただ、大事なポイントは、ストーリーを具体的に書いていくことです。
よくストーリーや起きた出来事を、あまり上手に書けていない人がいます。
要するに、具体的なものが一切表現されていない文章です。
例えば、あなたが昨日動物園に行った時のことを題材に文章を書き出したとしますね。
すると、そこにはどんな動物がいたのか?
誰と一緒に行ったのか?
どんな会話をしたのか?
そこでどんな行動をしたのか?
このような、具体的に何があったのか、という事実ベースでの文章を書かない人がいます。
そういう人は、起きた出来事よりも、その出来事から感じ取ったことばかりを書いてしまう傾向にあります。
なので、結果としてフワッとした文章になってしまうパターンになってしまうのです。
ちなみに僕は、どちらかというとフワッとしたことを書いてしまう傾向にあります^^;
こういうパターンを持っている人の場合は、とにかく無駄な情報をいっぱい書き込むってことを意識してみてください。
目に入ってきたモノ、景色、人、喋ったこと、感情、、、
そういった、ありとあらゆる情報を、文字数に関係なくとにかく書きまくってください。
そうすることによって、読者はその時の情景が、どんどん映画のワンシーンのように、リアルなイメージが出来上がってきます。
その状態でストーリーを書き進められることができたら、読者はその文章に惹き込まれると思いませんか?
ストーリーを書く上でのポイントをまとめると、以下のようなことが大切になります。
・あらゆる情報を、文字数関係なく書き込むこと。
・抽象的にならない。
ぜひ、ここを意識して書いてみてください。
2.法則を抜き出し、読者を唸らせよう
ストーリーを書き終えたら、今度はこの法則のパートに入ります。
ここでやることは、パート1のストーリーから、誰にでも当てはまる法則を抜き出すことです。
つまり、ストーリーをあなた独自の理論や法則、メソッドに落とし込み、読者を「なるほど〜」と思わせることを書くのです。
この法則パートで大事なポイントは、ちゃんと読者が納得できるような、ストーリーと法則の因果関係ができているのか?ということです。
例えば僕の場合だと、こんな感じで日常の何気ない体験談からライティングの法則を抜き出します。
日常の会話の中で、相手が使っている言葉から性格や考え方、価値観がわかるように、文章でもその言葉の端々から、その人の性格や考え方がわかってしまいます。
なので、文章で読者の心を掴んで集客に繋げたいのであれば、まず自分自身の人間力を磨き、読者が会いたくなるような人になるのが重要なのです。
上の緑字が例え話で、それに対してオレンジ色の字が法則になります。
この2つの文は、喋る時も文章を書く時も、同じ言葉を使うよねっていう共通点を例え話からピックアップし、「言葉から人間性が分かるものだ」という法則を抜き出しています。
このようにして、あなたから1つ目のパートで扱うストーリーを見た時に、どのような法則が見えてくるのでしょうか?
そのあなたならではの法則を、このパートでしっかりと解説しましょう。
3.結論で行動を促す
2のパートで法則を抜き出したら、最後は結論のパートに入ります。
結論で大切なことは、読者が次の行動を起こせるようなメッセージで締めくくることです。
実は、この結論までしっかりと書ききっている文章って、かなり少ないです。
今回お伝えする文章の型で言えば、2つ目のパートの法則の説明で終わってしまう文章が、実に多いんですよね。
おそらく、法則について書いたり、自分の伝えたい主張を書いたら、そこで満足してしまうんでしょう。
ですが、そこで文章を終えてしまったら、読者がその法則をどのように日常で活かせばいいかが分からないままになってしまいます。
人は基本的に、面倒くさいことが嫌いだし、難しそうなことはやりたくありません。
だから、この結論の部分でやるべきことは、その面倒くさい、難しそう、という感情を打ち崩すようなことを書いていきます。
じゃあ、どのようにして打ち崩していけばいいのか?
それは、この2つを意識することです。
・極めて具体的、かつなるべく簡単な方法論にまとめる。
・その方法論を実践することによって、やってくる良い未来を伝える。
この2つを、結論のパートで書けばバッチリです。
ぜひ、この型を使いこなしてください
この型を使いこなせるようになれば、あなたは読者から人柄の信頼と、仕事面の信頼の、2つの信頼を同時に獲得することができます。
今日お伝えした流れで文章が書けるようになれば、あなたの文章を読んでくれる読者は一気に増えます。
そして、それと同時に濃いファンの増加率も一気に倍増するでしょう。
ぜひ、やってみてください(^^)
あっ、そうそう。
あなたに、少しでもこの型の文章を書けるようになってほしいと思って、テンプレートを用意しました。
このテンプレートを使うことによって、より美しい流れの文章が書けるようになります。
ぜひ、やってみてください(^-^)/
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では、今日はこの辺で終わりたいと思います。
貴重な時間を使って読んでいただき、ありがとうございました。
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