良い仕事を作るための、読者の心を動かす文章

こんにちは。
コーチ・コンサル専門、個性派ライティング育成プロデューサーの川畑です。
ここ最近、裏の稼業(?)でもあるコピーライティングの方で、ガツガツ文章を作成しておりましたので、自分のブログにまで手が回っておりませんでした( ;∀;)
仕事をいただくことって、本当にありがたいですね。
依頼主さまから、たくさんフィードバックもいただいてるので、多くの気づきや成長を得られてます。
そういう自分の気づきって、どんどん伝えたいな~って思います。
浮かんだ記事のネタも、Evernoteにいっぱい書き溜めているので、時間を見つけてちょこちょこ発信していきますね(^ω^)
目次
あなたはどんな人と一緒に仕事をしたいですか?
そういえば、先日の朝、とある方と1つのプロジェクトを通じて知り合ったので、もっとお互いのことを知りましょう。
ということで、コメダ珈琲店¥でお茶をしてきました(^-^)/
その方は経験豊富で、頭の回転もとても早く、ビジネスのこともすごく熟知していて、何よりも若造の僕に対してもとても誠意を持って接してくれるので、めちゃくちゃいい人なのは伝わっていました。
ただ、今後そのプロジェクトを通じて長いお付き合いになるとも思ったので、単純にもっとその人のことを知りたかったんですよね。
「どうしてこんなに、若造の僕に丁寧に接してくれるのか?」
とか、
「なんで経験豊富なのに、そのプロジェクトに関わろうと思ったのか?」
とかとか、、、
その仕事をするということは、必ずその背景があるわけですよね。
例えば、どんな人に対してでも、丁寧に接する人っていますよね。
僕は若造なのもあって、自分より下の人に対しても誠意を持てる人なのかどうか、すぐにわかります(笑)
で、下の人に対して丁寧に接することができる人って、必ずそれができる理由があるんですよね。
僕が知っている人では、空手をやっていて、武道からその精神性を学んでいるとか。
話は逸れますが、実は武道ってめちゃくちゃ礼儀を重んじているんですよね。
試合で対決するときにも、必ず相手に「礼」をするところから始めて、終わりも「礼」で締めくくります。
だから、その武道をやり込んでいる方は、年下の僕に対しても、ものすごく礼儀正しかったりします。
逆に僕の方が偉そうで、すみませんって感じなぐらいです。笑
逆に年下の僕に対して偉そうにしてくる人って、そういう環境で育ってきた可能性が高いです。
例えば、ガッチガチの体育会系で、軍隊のような「先輩=絶対服従」っていうルールの中で育ってきたとか。
そしたら、必然的に年下の僕には
「絶対服従するのが当然だろ?だからとりあえず俺の言うことは聞いとけよ。」
という感じになりますよね。
こんな感じで、
「若造に対してどんな態度で臨むか?」
ということ1つ取っても、必ずその背景が存在するのです。
で、今日の方は僕に対してめちゃくちゃ丁寧に接してくれました。
あと、「ご縁」という言葉をよく口にしていたので、何か人との関係を重んじる背景があるんだろうなって思ったんですね。
だから、今日の時間を借りて、色々とご質問させていただきました。
「どうして起業されたんですか?」
とか、
「今の仕事をしていて、楽しいと感じるのはどういうところですか?」
とかとか、その人の背景につながるような質問を投げかけていったんですね(^^)
そしたらその方は、僕の意図を察してくれて、快く過去を開示してくれました。
苦しかったり、
悩んだり、
葛藤したり、、、
もちろん全部を聞いたわけではありませんが、そういう背景をすごく感じました。
たぶん色んな人と関わっていく中で、僕が想像できない辛さもあったと思います。
そういう部分まで伝えてくれたんですよね。
だから僕は今まで以上に、その方と仕事ができたら嬉しいなって感じました。
僕は誰かと一緒に仕事をするときに、1つとっても大切にしていることがあります。
それは、「お金以外の何かで繋がれる人」です。
その何かは、価値観かもしれないし、ミッションやビジョンかもしれないし、もしくは同じ境遇や過去かもしれません。
ただ1つ言えることは、
「深く繋がれる」
「信頼できる」
「安心して話せる」
という、信頼関係の土台がなければ、たぶん一緒に仕事はできないんだと思います。
あなたが集めている見込み客は、利害関係抜きに付き合える人ですか?
今僕は、誰かと一緒にプロジェクトを進めるとか、そういった側面からお話を進めてきました。
ですが、これは商品やサービスを提供する「起業家」と、それを受ける「クライアント」の関係も同じです。
多くのコーチ・コンサルの方は、ブログやメルマガ、フェイスブックを使って、一生懸命集客していますよね。
この集客について、一度「お客様側の視点に立って」考えてみて欲しいのです。
あなたがいつもウォッチしている人っていませんか?
いつもメルマガ読んでたり、いつもブログにアクセスしたり、いつもフェイスブックの投稿をチェックしたり、そうやって影響を受けに行っている人っていると思うんです。
ここで考えて欲しいのは、どうしてその人のことをそんなにウォッチしてるんですか?ということです。
もちろんその人が提供する、商品・サービスが素晴らしく、自分の悩みを解決してくれる、というのはあると思います。
でもそれだけでは、ノウハウが溢れかえった今の時代だとファンはつかないんですよね。
じゃあ、どういう部分か?
というと、「その人の人柄や価値観」に、惹かれているのではないでしょうか。
僕は結構、その人がどういう価値観を持っているのか、というところを見ています。
やっぱり中には、すごく実績があって、間違いなくクライアントに結果を出せる人でも
「この人の提供するサービスは本物なのはわかるけど、ちょっと価値観が受け付けられないんだよなぁ。」
っていう人もいます。
仕事だろうが、プライベートだろうが、お互いに共感する価値観を持っていて、信頼し合って関わっていくことができるか?
僕はこういう判断基準で、一緒に仕事をする人だったり、先生にする人を決めているんですよね。
そして、こういう判断基準で仕事を選んでいる人、コーチングセッションやコンサルティングをお願いする人は、僕だけではありません。
読者の心を動かせるかどうかが、勝負の分かれ目
大分前ですが、神田昌典さんが出版した書籍で
『あなたの会社が90日で儲かる~感情マーケティングでお客を掴む~』
っていうのがあるように、時代はどんどん感情で商品を選ぶ方向にシフトしています。
つまり、これからネットで発信していく中で、より一層求められるようになるのは「読者の心を、深い部分で動かせるかどうか?」ということです。
つまり、読者が深い部分で持っている、価値観、想い、苦しい感情、、、
そういったものに、深く突き刺さるメッセージになっているかどうか?
ここが、これからめちゃくちゃ重要なポイントになっていきます。
そういうメッセージが発信できることで、あなたの商品を何度もリピートしてくれる濃いファンやお客様が集まってくるのです。
そのためには、読者に深く突き刺さるのと同じぐらい、あなたの深い部分にある想いや価値観を文章に乗せて発信していくことが大切なんですよね。
ここをしっかりと理解した上で、自分の深い価値観や想いが伝わるように文章を考えていきましょう。
ストーリーを書くことが、あなたの価値観を最も深く読者に届ける
実は、ここまで考えて日々ブログやメルマガを書いている人って少ないです。
だから逆を言うと、そこまで深い発信ができることって、それだけで差別化になるし、突き抜けた集客ポイントになるのです。
ということで、こっから大切な話をしたいと思います(笑)
えっ?今までの話はなんだったんだって?
いや、ここまでの話もめっちゃ大事な話ではありますけど、ここで終わらせちゃったら
「快さん!どうやって深い価値観や想いを伝えるんですか!」
っていう疑問が湧いてる状態を放置プレイすることになっちゃうじゃないですか(^_^;)
ということで、これからその方法論についてお話ししていきますね。
僕は、その人の想いや価値観を確かめる時に必ず聞いていることがあります。
それは、その人の過去のストーリーです。
どうしてこの人は、過去にどんな経験をして今の「価値観」に繋がったんだろう?
なんでこの人は、どういう経緯があって、そこからどんな「想い」が生まれて今の仕事に携わっているんだろう?
とかとか、
「価値観」や「想い」の源泉には、それにまつわるストーリーが存在しています。
そして、その「価値観」や「想い」が深ければ深いほど、それにまつわるストーリーがより色濃いものになっています。
この色濃いストーリーを発信できるかどうかが、一番のポイントです。
だからちゃんと、読者に伝わるストーリーを書いていき、そこから生まれた「想い」や「価値観」に話をつなげていく書き方が、一番読者の心の奥深い部分にヒットしていくんですね。
そのためには、まるであなたが体験した出来事を、その読者も体験した気持ちになれるぐらい、臨場感あふれるストーリーを書いていきましょう。
読者が一瞬で引き込まれる、ストーリーの書き方
臨場感あふれるストーリーを書くコツは、1つあります。
それは、その時の情景を頭の中で再現することです。
過去の体験を、まるで映画のワンシーンのように鮮明に思い浮かべてください。
そして、そのイメージしたことをできるだけ文章にしてください。
目に入ってきた景色。
登場人物がいれば、その人との会話。
聞こえてきた音。
そこからどんなことを感じたのか。
こういった細かい情報を、1つ1つしっかりと書き起こしてください。
そして、その文章を読み返して、自分が「見た」「聞いた」「感じた」3種類の情報が全部書かれているかどうか。
ここをチェックしてみてください。
おそらく、伝わらないストーリーは「見た」「聞いた」「感じた」うちのどれかが書き足りないはずですから。
大事なことなので、もう一回言いますね。
ストーリーを書く時のポイントは3つです。
どんな景色を「見た」んですか?
そこでは何を「聞いた」んですか?
(もしくは会話したんですか?)
それらを通じて何を「感じた」んですか?
この3つの視点に沿って、ストーリーを書いていってください。
こうやって鮮明に書かれたあなたのストーリーが、読者に深く突き刺さっていくのです。
この辺りができるようになってくると、当然あなたのクライアントになる方が、みんなあなたの価値観に深く共鳴した人になります。
そう行った人たちに囲まれてビジネスをするようになれば、本当に運営していて心地のいいビジネスになっていくんですね。
だから、ぜひやって見てください(^^)
ではでは~♪
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