なぜ世の中には無能な人間がいるのか?

こんにちは。
コーチ・コンサル専門、個性派ライティング育成プロデューサーの川畑です。
目次
「あいつ使えねぇな〜」というセリフ
僕はバスケを10年以上打ち込んできたのですが、その時によくみんな使っていたセリフがいくつかあります。
そのなかに「あいつ使える」とか「あいつは使えない」という言葉があったんですよね。
その言葉の意味はまさに文字通りで、その人がバスケで勝つにあたって貢献できる人間なのか、できない人間なのかをジャッジする時の言い方です。
僕はこの言葉がものすごく失礼な言い方だなぁと大学生のあるとき思って、それ以来使わないように意識してきました。
が、正直こういう人に対して「使える」「使えない」という物差しで見るのって、バスケ以外でもいろんな場面でもあると思うんですよね。
恐らく、仕事をしていても十分使われやすい言葉使いなんじゃないでしょうか。
さらに言うのであれば、こういう概念を“有能”“無能”という言葉使いでも言い表したりしますよね。
今日はこの、「無能な人間」をテーマに書きたいと思います。
なぜ世の中には無能な人間がいるのか?
これ、中々にエッジの効いた見出しだなぁ〜と我ながら思うのですが(笑)
ぶっちゃけ僕は、世の中には有能な人間と無能な人間がいると思っています。
こう言うとね、怒る人が絶対どこかにいます。
けど、ここで一度考え直して欲しいことがあります。
何をって?
それは、“有能“と“無能”の言葉の定義です。
そもそも有能、無能という言葉は、能力がある人間、能力がない人間という意味ではありません。
(一般的にはそういう意味になってしまっていますが・・・。)
有能、無能というのは、能力が「使えているのか」「使えていないのか」という違いを示す言葉なのです。
そう、つまり、無能な人間がいるというのは、「持っている能力を使えてない(活かせてない)」人間がいるというのが正しい意味なんですよね。
そういう意味で僕は、無能な人間がたくさんいるなぁと思っています。
で、大事なことは、どうして自分の能力を活かすことができていない人がいるのか?ということをちゃんと考えることじゃないでしょうか。
どんなに能力が高くても無能な人はいる
まず大前提として、どんな人でも高い能力や才能は必ず持っています。
それは、僕がサポートしている起業塾でよく「自分史」をやるのですが、その自分史を通じてその人の中に眠る能力やスキル、才能が目覚める瞬間を見てて本当にそう思うんですよね。
人生何十年か生きていけば、大体の人って山あり谷ありだったりしますよね。
そしてその楽しい中で身につけてきた能力だったり、辛い中で培ってきた能力があります。
僕だってそうです。
僕は発達障害を持って生まれてきたのですが、友達が思うようにできない時が長く続いて辛かった時期があります。
その時自分とものすごく向き合ってきた結果、周りの同級生と比べて、飛び抜けた自己理解力と言語化能力を身につけることができました。
(その当時の僕の生々しいストーリーをもっと知りたい方は、「川畑快の物語」をご覧ください。)
この僕の話は1つの例ですが、そういう持ってる能力って実はものすごい価値だし、少しカスタマイズすればビジネスのキャッシュポイントにだってできます。
けど、多くの人はできていない。
起業家であればポジションが見つかっていないし、サラリーマンであってもその能力を活かせていない人がとても多いです。
ってことはですよ。
無能な人間がいる理由は、その人の能力の有無には関係ないんですよ。
無能な人間が生まれる理由
じゃあ、どんな人でも能力を持っているのであれば、どうして無能な人がいるのでしょうか。
その理由は主に2つあります。
それは、「セルフイメージ」と「環境」です。
セルフイメージが地を這うほど低くて、自分の能力を発揮できてない人がすごく多いです。
僕もそうでしたが、基本的に日本人はめちゃくちゃセルフイメージが低いです。
これは正直問題だと思います。
そして、それと同じく自分が活き活きと活躍できる環境も用意できてないです。
その結果、自分の能力を活かせなくて、「あぁ、俺はなんて使えない人間なんだ」
な〜んて勘違いを起こしてしまうんですよね。
ということで今から、無能な人間を打破する方法を2つお伝えしていきます。
もし仮に、あなたの周りに無能な人間と言われて悔しい思いをしてきた方がいるなら、そっとこれからお伝えする解決策を教えてあげてくださいね。
有能な人間になる方法1:セルフイメージを上げる
1つ目の方法は、セルフイメージを上げるということです。
実は僕も、元々はめっちゃくちゃセルフイメージが低い人間でした。
それこそ、高校の頃彼女にフラれた時、「どうせ自分なんて、って言うの辞めてくれない!?」と捨て台詞を吐かれたほどですから。笑
そんな僕でも、今ではかなりセルフイメージは高まってきたと思います。
これは色んな方法が世の中で言われていますが、僕に効果があったのは2つありました。
まず1つ目は自己承認です。
僕は承認欲求がめちゃくちゃ強い人間で、昔はそんな自分が嫌で仕方ありませんでした。
けど、ある時ふと、みんな承認欲求を抱えて生きてることが腑に落ちた瞬間があったんですね。
それがキッカケで、「あぁ、俺も別にこれで良いんだ。」と、素直に思えた瞬間がありました。
それからは、承認欲求の強い自分でナンボじゃい!って思えるようになりましたね( ´ ▽ ` )ノ
だからもし、自分を否定してしまっていることがあるなら、「まぁそんな否定したい自分も、否定してる自分もいてオッケーなんじゃない」って言葉を言い聞かせて、それで良い根拠を探しまくってください。
それをやっているうちに、段々と自己承認が上手くなっていきますから。
2つ目の方法が、「褒めてもらう」ということです。
これ、思った以上に効果的だったな〜と思うんですが「川畑は褒められて伸びる人間なんです!だから僕を褒めてください!」って公言しまくってた時期があるんですよね(笑)
そしたら、みんな僕のことを意識的に褒めてくれたのです。
褒められまくってるうちに、だんだんと「あぁ俺って、もしかしたら素晴らしい人間なのかもしれない」とかよく分からない勘違いを起こし始めたんですよ。
このよく分からない勘違いが起こることが、重要。
だからあなたも、みんなに「僕は褒められて伸びるタイプなんです!」って公言しまくると良いですよ( ´ ▽ ` )ノ
とにかく、自己承認と褒めてもらうこと。
これを意識してセルフイメージを上げていってくださいね。
有能な人間になる方法2:環境を用意する
2つ目の方法として重要なのは、自分の能力を活かせる「環境」を用意するということです。
適材適所ってやつですね。
例えば僕の場合はライティングは得意ですが、たくさんの人に会うのは得意じゃありません。
だって人見知りだから(笑)
それなのに以前接客業をやってた時期がありましたけど、もう無能っぷりを発揮しまくりですよ。苦笑
これは極端な例ですが、環境1つで有能か無能かが全然変わってきます。
そのためにも、自分はどういう人間なのかを徹底的に理解していきましょう。
自分を知れば知るほど、どういう環境が自分には1番合ってるのかが分かりますから。
まとめ
僕はもともと、本当に無能なヤツでした。
どーせ俺なんてって本気で思ってたし、自分の意見を言うのがすごく怖いと思って生きてきた時期がとても長かったです。
だからこそ、「使えない」「無能なヤツ」と言われてしまっている人には伝えたいです。
僕もそうだったこと。
そして、そこから無能の意味に気付き、自分の能力を活かすようになって、一歩ずつ着実に歩んで現実を変えていけているということ。
ぜひ、自分の能力を開花させ、有能な人間へと成長していってくださいね。
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