簡単にプロっぽいメルマガが書ける!文章の書き方9つまとめ

こんにちは。
ライティングプロデューサーの川畑です。
僕は集客につながるメルマガの文章を教えたり、コピーライターとして書いたりしているので、よくメルマガの書き方に関する質問をいただきます。
特にいただく質問の1つが、「どうやったらもっと上手く書けますか??」というもの。
そこで、今日は誰でもすぐプロっぽいメルマガが書けるようになるテクニックを、9つ厳選してご紹介したいと思います( ´ ▽ ` )ノ
目次
プロっぽくなるメルマガの書き方1.一文を短くする
まず1つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方が「一文を短くする」です。
1文は短く、を意識しましょう。
あまりダラダラと長い1文が続くと、テンポが悪くなります。
テンポが悪い文章は、読んでて疲れてしまいます。
だから、1文は短くするのがとても大切です。
例えば、小さい子とかによくある話し方で
「今日こんなことがあってさ~、そしたら〇〇くんがさ~、こんなこと言っててさ~、そしたらさ~、、」
子供だからまだ可愛いと思える部分はあるかもしれませんが、この喋り方を大の大人にされたら、たまったもんじゃありませんよね(笑)
これって実は文章も同じなんですよね。
大事なのは、メリハリです。
まず、1文を短くする癖をつけましょう。
そして、たまに長い1文を書く。
その後またすぐ短い1文を書く。
こうやって、短い1文の中に、たまに長い1文があるとメリハリが出てきます。
この「1文を短く」のパートの文章も、実はそのテクニックを意識して書いています。
ちょっと読み返してみてください。
この方がテンポがいいし、メリハリもあるので読みやすいですよね。
あなたのメルマガでも、1文を短くすることを意識するだけでも非常に読みやすくなるので、ぜひ意識してみてください(^^)
プロっぽくなるメルマガの書き方2.1行につき23文字まで
続いて2つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「1行につき23文字まで」です。
読者がメルマガを読むときって、圧倒的にスマホの場合が多いです。
なので、スマホの画面サイズにあった1行の長さを考える必要があります。
なぜなら、あまりにも1行が長すぎると、文字が塊になって読みにくくなってしまうからです。
なので、文字が塊にならず、ある程度「見た目」の部分で読みやすさを出すために、1文の長さには気をつけましょう。
僕の場合は、基本的に1行は23文字以内を意識しているんですね。
もし、23文字を超えてしまう場合は、どこかキリの良いところで改行します。
僕のメルマガはそうやって改行がされているので、ぜひ見てみてください。
ただ、ブログの場合だと、1行につき23文字以内までとは限りません。
ブログの場合は、検索結果で上位に表示されるためのテクニックの1つ(SEO対策)として、1文の中に改行は入れないようにした方がいいんですよね。
そういったこともあるので、メルマガの場合のみ「1行につき23文字以内」を意識してみてください。
プロっぽくなるメルマガの書き方3.語尾に気をつける
続いて3つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「語尾に気をつける」です。
文章を書くときは、意外と語尾が大切です。
あんまり同じ語尾が続くと、文章がなんだか幼稚っぽくなります。
なので、語尾に変化をつけることが、実はとても大切なんですね。
ぜひ語尾を被らないように、意識してみてください。
ちょっと例文を出してみましょう。
先ほどの文章を、同じ語尾にしてみます。
【悪い例】
文章を書くときは、意外と語尾が大切です。
あんまり同じ語尾が続くと、文章がなんだか幼稚っぽいです。
なので、語尾に変化をつけることが、実はとても大切です。
ぜひ語尾を被らないように、意識することが大事です。
僕はついつい、こんな感じで「です。」っていう語尾が続いちゃうクセがあります。笑
ただ語尾が改善できると、それだけでもなんだか流暢な感じの文章になるんですよね。
それを改善した文章を、もう一度読んでみてください。
【正しい例】
文章を書くときは、意外と語尾が大切です。
あんまり同じ語尾が続くと、文章がなんだか幼稚っぽくなります。
なので、語尾に変化をつけることが、実はとても大切なんですね。
ぜひ語尾を被らないように、意識してみてください。
どうでしょうか?全然違いませんか?
ポイントは、一度書き切ったあと、見直すときに語尾を修正することです。
文章を書きながら語尾を直していると、頭がこんがらがってしまいます。
人は一度に2つ以上のことを同時にやってしまうと、パフォーマンスが一気に下がってしまいますからね(^_^;)
それも、慣れないことをやろうとしているわけですから。
なので、まずは文章を見直すときに、語尾に変化をつけてみてください。
プロっぽくなるメルマガの書き方4.1記事=1テーマ
続いて4つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「1記事=1テーマ」です。
メルマガを書くときは、1記事につき1テーマまでです。
「今日伝えることは、〇〇です!」と、テーマを一言でまとめましょう。
それから文章を書き始めると、とてもまとまりがあって、主張が伝わりやすい文章になります。
もしテーマを1つに絞れなかったら、読者は文章を読んだあと「結局何が言いたかったんだ?」というなんとも消化不良な読後感を残してしまいます。
それだと、すごくもったいない(>_<)
僕はよく、他の人に比べて結構長いメルマガを書くのですが、それでも1記事につき、1つのテーマに絞り込んでいます。
言いたいことは1つだけです。
じゃあ、どうして文章が長くなるのかといったら、「話を噛み砕くため」だからです。
これは基本テクニックというよりは、文章の「構成力」の話にもつながるのですが、
「話を噛み砕く」とは、要するに、話を分かりやすくするために、よく例え話を使ったりします。
人は自分にとって理解できる範囲の話に置き換えてもらうことで、理解がしやすくなります。
例えば、この「1記事=1テーマ」の話だと「話を噛み砕く」という点では、こういう話をします。
【例】
実際に直接会話しているときに例えてみましょう。
たまに、何を言いたいのかが全く伝わらない人がいますよね。
その理由は、「話にまとまりがないから」です。
つまり、伝えるテーマを決めていないんですね。話したいことを、好きなように、思いつくがままに話していると、当然話は四方八方に飛び散りますよねそうすると「この人は結局何が言いたいんだろう?」と、なるわけです。
別にこれ自体が悪いというわけではないのですが、ビジネスをやっていく上でこれは問題ですよね。
文章も同じで、思いつくがままに書いてしまうと「この人は結局何が言いたいんだ?」と思われてしまいます。
それは良くないので、書く前にあらかじめ、1つ伝えるテーマを決めてから書き始めましょう。
と、いった感じで話を噛み砕いていきます。
こうやって話を噛み砕くだけでも、文章は長くなるかもしれませんが、話が分かりやすくなりますよね。
こんな感じで、メルマガを書き始めるときは、1つのテーマに絞って書くのが大切なのです。
ポイントは『今日伝えることは、〇〇です!』と、テーマを一言でまとめてから、文章を書き始めることです。
ぜひ、やってみてください。
プロっぽくなるメルマガの書き方5.改行はがっつり&変化をつける
続いて5つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「改行はがっつり&変化をつける」です。
改行は、思い切って空けましょう。
セミナーや講演会、もしくは学校や塾の授業で、すごく聴きやすくて面白いのってありますよね。
逆に、すごく眠くなってしまう、つまらない、と感じてしまうセミナーや授業もありますよね。
実はこの違いを生むものは、話の中身以外にもあるんですよね。
じゃあ、中身以外で違いを生むものとは、一体なんだと思いますか?
答えは「間」です。
つまらない、眠い、と感じてしまうスピーチは、基本的に単調なものが多いです。
単調なものは、「間」が一定なんですね。
淡々と話している感じ。
抑揚がないとも言います。
この抑揚がない状態を打破するためには、「間」を作るのがとても大切です。
例えば、授業中に自分が落書きをしていたとしますね。笑
そうすると、だんだん落書きに夢中になっていきます。
すると、先生の話がピタッと止んで、教室が“シーン”となっていることにふと気付き
「やべっ」って思って慌てて顔をパッと上げたら、
先生がこっちの方をジーッと黙ってみていて、気まずい空気になる。。。
みたいな経験ってなかったですか?
実はこれ、僕が過去やらかしたことなんですけどね。苦笑
これって、先生が「間」の力を使ったんですよね。
ずーっと先生が喋っていたところを、急にシーンとさせて間を作ったことで、生徒(僕)の落書きをやめさせて注意を引きつけたということです。
これが「間」の力です。
面白い授業やセミナーというのは、話題を切り替えるときに必ず「間」をあけます。
他にも、大事な話をしているときは、一言一言のあいだに「間」を入れて喋ると、非常に聴きやすく、自信や確信を持って喋っている印象を受けます。
文章にも「間」が必要です。
僕の場合、1つの事柄について淡々と説明するときは、2行ずつあけるように意識しています。
そして、そこからちょっと違う話に移行するときは3行あけます。
例えば、一般論(成功法則とか)について話した後に、その例を持ってくるときとかは、話題が少し変わっているので、3行あける、といった感じです。
さらに、起承転結の、起から承に行くときなど、大きく話題を変えるときは、思い切って4~5行あけたりします。
こうやって、文章の話の流れに合わせて改行を加えていくことによって、文章に抑揚が生まれ、とてもリズミカルに読める文章になります。
なので、自分なりの、こういう時は○行あける、といったような自分の中のルールを決めると、とても改行がやりやすくなります。
もし自分の改行ルールがない場合は、誰か「この人のメルマガ読みやすくていいな~」っていう人の改行の仕方を真似してみると、感覚が掴みやすくなります。
ぜひ、やってみてください(^^)
プロっぽくなるメルマガの書き方6.語りかけるように書く
続いて6つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「語りかけるように書く」です。
時々、メルマガを論文のような口調で書く人がいます。
正直にいうと、めっちゃ読みにくいです^^;
個人でビジネスをやっていく上で大切な要素の1つに「距離感」があります。
僕ら起業家側の「売り手」と、そのサービスを利用してくれる「買い手」の距離をどれだけ縮められるか、というのがこれからとても大切になってきます。
そんな中で、まるで論文かのようにかしこまった堅苦しい文章で発信してしまうと、途端に多くの人に読まれなくなってしまいます。
なので、メルマガの文章は、まるで読者に語りかけているかのように書くのが理想です。
つまり、しゃべり口調ですね。
ですます調にするのはとても大切ですが、ですます調で文章を書くときは、ライトな感じのですます調を意識しましょう(^^)
プロっぽくなるメルマガの書き方7.わたしとあなた、わたしたちの違い
続いて7つ目にご紹介する、メルマガ記事の書き方は「わたしとあなた、わたしたちの違い」です。
自分のことを、「わたし」もしくは「僕」って言いますよね。
そしてメルマガを読んでくれている読者を指すときは、「あなた」って言いますよね。
この「わたし」と「あなた」以外にも、実は「わたしたち」というのがあります。
つまり、「We」のことですね。
僕の場合は、「僕ら」になります。
実はこの3つの呼び方を使い分けるのってとても重要なんですね。
よく、すごく仲のいい友達とかと遊んでいるときに、「俺らってさ~、ホントこうだよね~。」
といったように、自然と「俺ら」、つまり「We」を使っていたりしませんか?
この「わたしたち」という言葉を自然と使っているときって、「僕ら仲間たち」という一体感を感じているときに使うんですよね。
僕は、メルマガの読者さんのことを仲間だと思っているんですね。
なぜなら、僕自身の価値観というのをガンガン発信しているので、僕の価値観に合った人しか僕のメルマガを読まないはずなんですね。
なので、僕とは違う人種の方はたぶん去っていくし、逆に僕と同じ価値観を共有できる人は、僕のメルマガを読み続けてくれます。
だから、同じ価値観を共有できる読者さんのことを、仲間だって思うんですね。
先ほどの、「俺らってさ~、」っていう話を自然とするのって、「仲間意識」じゃないですか。
この仲間意識がビジネスでも生まれてくると、すごく結束力が強くなります。
だから僕は時折、「僕ら」というのを混ぜるようにしています。
ただ、あんまりこれをやりすぎると馴れ馴れしくなってしまうので、使いすぎには気をつけてくださいね(^^)
プロっぽくなるメルマガの書き方8.分かりやすい装飾をほどこす
続いて8つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガ記事の書き方は「分かりやすい装飾をほどこす」です。
よくいろんな人のメルマガに「」とか、『』とか、【】とか、()とか、色んなカギカッコが使われていますよね。
こういう文字をくくってくれる記号は、積極的に使ったほうがいいです。
僕なんかは結構使っています。
強調したい単語や一文があるときは、「」を使います。
そして、もっと強調したい単語や一文の時は、『』を使います。
タイトルや、注目を集めたい時は【】を使います。
あと、文章の内容とはあまり関係のない余談的な一文を挟む時は、()を使います。
また、一文を強調するときには、^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^を使ったりとか
=========で区切ったり、//////////////////なんかを使ったりします。
例えばこんな感じにしてみたり
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
=========
こうやって文章を切り取ったり
=========
////////////////////
こんな風にも文章を切り取ったりします。
////////////////////
こういった文章の装飾を、どんどん入れていきましょう。
気持ち的には、入れすぎなんじゃないか?ぐらいがちょうどいいです。
そうすることによって、文章が視覚的にとても読みやすくなります。
ぜひ取り入れてみてください(^^)
プロっぽくなるメルマガの書き方9.小学5年生でも分かるように書く
最後に9つ目にご紹介する、プロっぽくなるメルマガの書き方は「小学5年生でも分かるように書く」です。
たま~に話がすっごく専門的な用語ばっかりを入れる人がいるんですが、これをやっちゃうとNGです。
基本的には、「小学5年生」が理解できるように、というのを意識して言葉を選びましょう。
例えば、僕はバスケが好きでず~っとやっているのですが、このバスケトークをこの場でしたらこうなります。
【悪い例】
昨日バスケしたときに、ミドルシュートがめっちゃ入ったんですね。
それでミドルシュートの調子がいいもんだから、僕のマークマンはそれを警戒して間を詰めてきたので、ミドルシュートでディフェンスを引きつけてドライブするようにしたら、見事にレイアップが決まるようになりました。
なので、それをしていたら今度は3線のディフェンスがヘルプにやってくるようになったので、ミドルで引きつけてドライブで自分のマークマンを抜いた後、逆サイドのフリーの人にキックアウトしてシュートを打たせたのです。
すると、そのシュートも気持ちよく入るから、チーム全体の調子が良くなって。。。
どうでしょうか?
バスケをやらない人にとっては、意味不明だと思います。笑
実は、専門性の高い人ほど、こういうことをやってしまう傾向があるんですね。
そういう人は、日常から専門用語を当たり前に使ってしまうので、メルマガでも自然と専門用語を使ってしまいます。
ところが、読者からしてみると、その専門用語の意味がわからないので、「???」となってしまいます。
すると、読者は「この人の言っていることがよくわからん」と思って、離れていってしまいます。
結果、そのメルマガを読んでくれるのは、同じ業界にいるライバルたちだけになるんですよね。
そんなライバルたちは、生涯にわたって関わり続けてくれるお客さんになる可能性はかなり低いです。
なので、読者がすんなりと理解できるように、なるべくわかりやすい言葉遣いをしましょう。
目安は「小学5年生が理解できそうかどうか」です。
まとめ
いかがでしたか?
聞いたことある、知っているテクニックもあれば、初めて聞いたっていうテクニックもあったかもしれません。
いずれにしろ、ここで紹介したテクニックはどれも僕が実践していること、大事にしていることです。
なので、せっかくこのブログ記事を読んでくれたわけなので、ぜひ1つでも多くのテクニックを習得してほしいなと思います。
ちなみに、文章を書くときに、紹介したテクニックを活かすコツがあります。
それは、一度に全てを実践しようとしない、ということです。
ここで紹介したテクニックだけでも、9つもあるので、これを全部一気に実践しようと思ったら頭がパンクしかねません。笑
なので、まず一度文章を書ききること。
そして書ききってから、見直すときに、ここで紹介した9つのテクニックを1つずつ実践していく、というのがいいと思います。
そうすることによって、多少の手間はかかりますが、それ以上に確実に文章が変わっていきますよ。
もし、これらのテクニックを実践するのが難しいと感じた方は、見直すときに1つずつ実践してみる、というのをやってみてください。
それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
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