ターゲットなんて絞らなくていい。なんて考えていませんか?

こんにちは。
ライティングプロデューサーの川畑です。
今日僕は、どうしても申したいことがあるので、記事にさせてもらいました。
ターゲットなんて絞らなくていいって勘違いしてませんか?
時折ブログのコンセプトについてご相談をいただくのですが、結構多いんですよね。
「ターゲット絞りたくない病」の人が。
確かに、たまにターゲットを絞らなくても稼げている人はいますよ。
だからと言って、「じゃあ私もターゲット絞らなくていいや〜♪」なんて考えているなら、ちょっとひとこと言わせてください。
それ、考え方甘すぎですから。
はい、今日は完全にぶった切ります。覚悟してください。
ターゲットを絞らなくても売れる理由
そもそもなんですが、ターゲットを絞らなくても売れちゃう理由ってなんだと思いますか?
ここを明快に答えられないなら、ターゲットを絞らずにビジネスをするのは「ただのギャンブル」でしかありません。
たまにターゲットを絞らなくても売れるのには、いくつかの理由が存在しています。
- コンセプトが新しい
- すでに一定層のファンがいる
- 誰にでも売れてしまうセールス力(営業力)がある
僕がこれまで見てきた、ターゲット設定いらずで売れてきた人たちは、この3つのうちどれかに必ず当てはまっています。
ですから、確信を持ってこの3つのうちのどれかには確実に当てはまる、と言えるのであれば、ターゲット設定はやらなくていいと思います。
しかし、「誰かから教わったノウハウが元になっている」「まだこれから認知度を上げなければならない」「100%近いセールス力はまだ身についていない」のであれば、ちゃんと現実を見てターゲット設定をしてほしいです。
ウェブ集客でターゲット設定がものすごく重要な理由
じゃあ、ターゲット設定をやった方がいいのはわかったけど、どうしてそこまで必要だって言うんだい?
と、ここまで読んでくれた読者のあなたは思うかもしれません。
実は、ターゲット設定と文章の性質には、深い関わりがあったのです。
そもそも文章は、“対象者を広げてしまうと、メッセージが伝わりにくくなってしまう”という性質があります。
ですから例えば、「幸せになりたい」みたいなことをブログやメルマガに書いている人がいるとしますよね。
そりゃみんな誰しもが幸せになりたいですよ。
しかし、それでは話が抽象的すぎて「ふーん」で終わってしまいます。
「ふーん」で終わっちゃったら、当然あなたの商品やサービスを買おう、という感情は沸き起こりませんね。
では逆に、ものすごく具体的に読んでほしい相手が決まっているとどうなるでしょうか?
例えば僕の場合一番メインに想定している読者さんは、「ブログやメルマガで集客できるようになりたいけど、どうすればいいかが分からない個人事業主」なんですね。
だから僕はブログやメルマガには「幸せになりたいですよね?」とは書きません。
「ブログやメルマガから、安定して毎月2〜3人のクライアントが獲得できるような集客の仕組みが構築できたら、懐はすごく安心しませんか?」といったことを言うわけです。
クライアント2〜3人という数字を聞けば、20万円の単価の商品を持っている方なら、「じゃあ俺だったら40万〜60万ぐらいの売り上げが毎月立つわけか〜。」と、皮算用しますよね。
僕はこうやって、狙った人だけが頭の中で皮算用をするようなメッセージを考えて、文章で表現するように心がけています。
ブログやメルマガからお客さんを自然に集めるなら、これぐらいまで考えなきゃダメなんですよ。
じゃなきゃ確実に集客できるなんて言えませんし、そんな再現性のないやり方を教えることはできません。
だからターゲット設定って、「確実にお客さんを獲得できるようになる」ために、とっても重要なことなのです。
あなたはどこまでターゲット設定に取り組んでいますか?
さて、ここであなたに質問です。
「ターゲット設定、ちゃんと取り組めていますか?」
もしあなたがこの時点で、スパッと“イエス”と答えられないのであれば、もしかしたら少しビジネスプランを修正する必要があるかもしれません。
あなたのビジネスは、誰のお役に立つためにありますか?
ぜひ一度、考えてみてくださいね(^^)
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