読者を行動させる強力なベネフィットを作る「GDTの法則」

読者を行動させる強力なベネフィットを作る「GDTの法則」

こんにちは!

ライティングプロデューサーの川畑です。

あなたはベネフィットづくりに悩んだことはありませんか?

よくコピーライティングについて教えていると、うまく魅力的なベネフィットが作れなくて悩んでいる方がとても多いように思えます。

もしかしたら、これを読んでくれている方の中にも、強力なベネフィットが作り出せずに悩んでいるんじゃないかなって考えたんですね。

なので今回は、強力なベネフィットを作るに当たって、かなり参考になる指標「GDTの法則」をお伝えしちゃいますね( ´ ▽ ` )ノ

そもそもベネフィットって何?

いやいや、さっきからベネフィットベネフィットって言ってるけど、そもそもベネフィットって一体なんだい?

と、もしかしたら疑問にもたれている方もいるかもしれませんので、まずは簡単にベネフィットについて解説していきますね。

ベネフィットとは、直訳すると利益のことです。

例えばブログ記事であれば、その記事を読むことにどんな良い事があるのでしょうか。

商品を売るためのランディングページであれば、その商品を買う事でどんな良い未来がやってくるのでしょうか?

といったように、具体的にどのように役に立ってくるのかを伝えることを、ベネフィットと言います。

 

例えば恋愛系で言えば、こんなベネフィットがあります。

これであなたもモテモテの人生がやってくる、ちょっとしたしぐさ

最愛のパートナーが3ヶ月以内に見つかり、半年後には結婚できる秘密の方法とは?

これだけだと胡散臭さ満点ですが(笑)太字の部分が、ベネフィットです。

もしこの2つが確実に実現するとなったら、ちょっとどんな内容なのか気になりますよね?

このように、「欲しい!気になる!」という未来を提示してあげると、読者は食いついて読んでくれるようになります。

なのでブログにしろメルマガにしろランディングページにしろ、至る所でベネフィットは重要になってくるので、ぜひ身につけて欲しいと思います。

強力なベネフィットを生み出す「GDTの法則」

で、このベネフィットは先ほども述べたように、最初はなかなかシャープなベネフィットを作り出すのが大変です。

そこで役に立ってくるのが「GDTの法則」です。

「GDTの法則」とは、Goal、Desire、Teaserの3つの感情レベルの頭文字を取ったものです。

それぞれを解説すると、それぞれのレベルに3つの欲求が分類されています。

  • G:Goal…時間、努力、お金
  • D:Desire…富や名声、性的欲求、快楽
  • T:Teaser…希少性、意外性や興味性、反社会性

この合計9つの欲求に、全て訴求していく事ができれば、ベネフィットはかなり強力になります。

というわけで、それぞれを詳しく解説していきますね。

GDTの法則1.GOAL

まず1つ目にお伝えする、強力なベネフィットを作り出すGDTの法則のうちの1つ目、「GOAL」について解説しますね。

GOALとは、以下の3つの欲求を示しています。

  • Time…時間をかけたくない
  • Effort…努力したくない
  • Money…お金をかけたくない

この3つの欲求を、自分のビジネスや商品でも訴求する事ができたら、読者はグッと引き込まれます。

なので、この3つの欲求をそれぞれ詳しく解説しますね。

TIME:時間をかけたくない欲求

人は誰しも時間をかけたくないという欲求を持っています。

1日たったの3分でできるダイエットには魅力を感じますし、明日には口座にお金が振込まれるような稼ぎ方には興味を持ちます。

Effort:努力したくない欲求

人は誰しも、可能な限り楽して欲しい結果を手に入れたいものですよね。

例えば着るだけで痩せるダイエットとか、1日たったの3回スマホの画面をタップするだけで月20万円稼げるとか、手間を省いて結果を得られることに魅力を感じます。

Money:お金をかけたくない欲求

やはり誰しも、できることならお金はなるべくかけたくありませんよね。

例えば30万円分の情報がたったの1万円で学べるメンバーサイトとか、20万〜50万の費用が浮く確定申告とか、そういうベネフィットを提示された魅力的ですね。

GDTの法則2.DESIRE

続いて2つ目にお伝えする、強力なベネフィットを生み出すGDTの法則は、「DESIRE」です。

DESIREとは、以下の3つの欲求を示しています。

  • Greed…富や名声が欲しい
  • Lust…性的欲求、美に対する欲求
  • Comfort…痛みを避けたい、快楽に向かいたい

この3つの欲求を詳しく知り、あなたのビジネスに当てはめていってくださいね。

GREED:富や名声が欲しい

これは特に男性が強く欲求を持つ傾向にあるのですが、富や名声が欲しいという欲求を持っている人はとても多いです。

「トップ1%のスキルを身につけませんか?」
「今より2つ昇級する事で、幹部や上層部からお声がかかるような名誉ある立ち位置を築く方法をお伝えします」

といったように、富や名声が得られるのであれば、社会的に認められた未来の自分を連想させるような内容を考えてみてください。

LUST:性的欲求、美に対する欲求

これは特に女性が強く欲求を持つ傾向にあるのですが、性的欲求であったり、美に対する欲求はたくさんの人が持っています。

「これをやると異性からちやほやされます」
「ずっと愛され続ける魔法のやり方をお伝えします」

といったように、人の制欲に結びつくような訴求の仕方を考えてみてくださいね。

COMFORT:痛みを避けたい、快楽に向かいたい

人は誰しも、快適な環境、空間に居続けたいと考える生き物です。

ですから痛みを感じる場所であれば避けたいし、快適な未来に向かって行動しようとします。

そこで文章でも、痛みや快楽に訴求をしていくのは非常に有効的です。

例えば、「いつまでも月給20万円の暮らしを続けるのはやめませんか?」とか、「平均寿命100歳以上の世界でも定年退職し、お金を稼ぎ続ける仕組みを構築する方法」などなど、色んな書き方で痛みと快楽を訴求することができます。

GDTの法則3.TEASER

最後に3つ目でお伝えする、強力なベネフィットを作り出すGDTの法則は「TEASER」です。

TEASERとは、以下の3つの欲求を示しています。

  • Scarcity…希少性
  • Curiousty…意外性、興味性
  • Controvesy…反社会性

これらはどちらかというと、「気になる」「もっと詳しく知りたい」と思わせるような要素になります。

というわけでそれぞれ3つを詳しく解説していきますね。

Scacity…希少性

残りわずか!期間限定!といったような限定性、希少性があると人はついつい買ってしまう傾向にありますね。

ですから、いかに理由をつけて希少性や限定性を演出するかが、ポイントになります。

「世の中の1%しか知らない、トップシークレットの情報です。」
「まだ誰も知らないようなやり方をしり、先行利益を手に入れてください。」

みたいに、限定性や希少性を絡めたベネフィットを作り出していきましょう。

Curiousty…意外性、興味性

人には知的好奇心だったり、意外性を刺激されたら、ついつい目を奪われてしまいます。

なので、意外性や興味性を刺激するようなベネフィットを考えていきましょう。

例えば、
「どこの家庭にもある、ある調味料を活用するだけで〇〇ができてしまう!?」
「常識破りのものづくり技術!誰でもできるアッと言わせる方法とは?」

などなどがあります。

Controvesy…反社会性

反社会性とは、普通じゃ思いつかないようなことだったり、非常識的なことを指します。

一般的なこととは反する内容を、いかに演出するかも勝負の分かれ目になってきます。

例えば、
「女性には絶対に知られてはならない、男の本音とは?」
「人生を変える覚悟がない方は、今すぐこのページを閉じてください」

といったような書き方ができます。

まとめ

ここまで、GDTの法則についてザッと説明しました。

メルマガやランディングページなどで、どれだけこの9つの欲求を訴求できるかが、とても大切になってきます。

もしあなたがブログやメルマガを書いて商品を売りたい場合は、ぜひGDTの法則にのっとった文章になっているかどうかを考えてみてください。

特に、DesireとTeaserを網羅することができれば、高額な商品でも売ることが出来ます。

ぜひ、シャープなベネフィットづくりに活かしてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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川畑 快
193cm自動化マーケター

●2015年、大学卒業を目前にして、自由を求めて内定を手放す。1年後に文才があることが分かり、コピーライターとして起業。

●現在は、コピーライターとマーケティングコンサルタントとして活動中。その人が描く理想を大切にしながら、反応率を最大限まで引き上げるマーケティングを得意としている。また、自身で運営するブログメディアは月間20万PVを超える。

●海外ツールを駆使したマーケティング・オートメーションのスキルを使って、自動でキャッシュを生み出す仕組みの作り方を体系化している。ちなみに動画作りやLP制作も手掛けており、マーケティングに必要なスキルを一通り習得している。

●現在、オンラインビジネススクールを2つ運営中コンサルティングやセミナーでも、言葉の力と分析力の高さを使って論理的に解説。オンラインスクールの受講生から「わかりやすい」と定評がある。

専門テーマ:自動化マーケティング、コピーライティング、SEOライティング、ウェブマーケティング、ウェブデザイン

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