コロナ不況を勝ち抜く、正しい“差別化”の考え方

こんにちは。川畑です。
今日は、大事な「差別化」についてのお話をします😊
というのも、現代のコロナ期も、そしてコロナが明けた後も、非常に厳しい時代となるからです。
コロナ期に入り、1年半が経過しました。
その結果、日本の景気はずいぶん悪化してしまいました。
2021年の3月に株式会社NEXERさんが調査されたアンケート結果によると、約3割の人たちの収入が減少してしまったようです。
非正規雇用の人たちは余儀なく収入を減らされてしまい、大幅にボーナスをカットされてしまったサラリーマンも少なからずいます。
僕の友達のサラリーマンも、とても危機を感じていると話していました。
その結果どうなったかというと、副業、起業を考え、実践する人はすごく増えました。
これもランサーズの調査によると、副業・兼業を行う人の数は去年に比べ100万人増加したとのことです。
つまり、時代の流れは僕たちのライバルは増加の一途をだとっているということなんですね。
そして、コロナ期が明けた後もライバル増加の流れは止まりません。
これから僕たちは、ライバル激増の時代を生き抜かなければならないんですね。
差別化に対する一般的な考え方
これだけサービスやライバルが乱立した現代だと、生き抜くのはすごく大変です。
例えるならまさに、ごった返す人混みの中であなたをパッと見つけ出してもらうようなものです。
では、これだけ人混みひしめく中で、どうやって見つけ出してもらうか?
ここで出てくるのが「差別化」です。
例えば、この人混みでどう見つけ出してもらうか?という視点で考えれば、何かしら目立つ特徴を持つと良いですよね。
川畑の場合、身長が193cmあるので、常に頭一つ飛び抜けています。
ですので、渋谷だろうと新宿だろうと、待ち合わせをした友達がすぐに僕のことを見つけだしてくれます。
他にも、でっかい着ぐるみを着れば、すぐに見つけだしてもらえるでしょう。
こんな風に人混みの中で見つけだしてもらうためなら、ひとまず目立てばOKですよね。
まさに個人ビジネスでも、数年前からこのようなライバル増加の状況になり始めていました。
そこから派生し、差別化というのは他との違いを作ること、という考え方が一般的になりました。
差別化の限界?

ライバルがどんどん増えていった個人ビジネスの世界では、ライバルとの違いを作るためにみんな必死になっていきました。
えっ?同じセラピストのAさんが40代の人をターゲットにしてビジネスを展開してるって?じゃあ私は50代の人をターゲットにするわ。
みたいな感じで、ちょっとずつズラして、他との違いを作って、それでビジネスを構築していく。
そんなやり方でコンセプトを作っていく人がとても多かったです。
この差別化合戦が激化していった結果、もうどれだけズレを作っても、もうズレを作れるだけのスキマは無くなってしまったんですね。
みんな20代も、30代も、40代も、50代も、どのスキマもぜ〜んぶ誰かがすでに狙っていたのです。
そのため、差別化の限界をみんな感じてしまったわけなんですね。
ライバル激増の時代どう見込み客に見つけてもらうか

ライバルが激増となった今、もう差別化するところなんてない。
だから差別化を考えるだけ無駄なんだ…。
そんな風に、僕も少し前まで考えていました。
そんな時、たまにお仕事で相談させていただいている凄腕のコンサルタントの方とお話している中で、差別化についてこう教えてくれたんですね。
「差別化っていうのは、より良いことをするって言うんだよ。」
と。
僕は、なるほどおおおお!!!と、電撃が落ちたような衝撃を受けました。
どういうことか。
例えば、とあるカフェでコーヒーを頼んだとしますね。
カフェでコーヒーを飲めるのは当たり前です。
ですが、そのコーヒーに手書きで「いつもご利用いただきありがとうございます。」と書かれたメッセージが添えられてるだけで、ちょっと嬉しくなりますよね。
意外と手書きのメッセージを添えてくれるカフェってそんなに多くないので、そのメッセージを受け取ったら嬉しいし、記憶に残りますよね。
こんなことで良いんです。
このように、邪魔にならない、うざくならない程度にほんの少し良いことをプラスするだけで、十分差別化になるのです。
こうやって何かをちょっとプラスしたり、痒い所に手が届くようなことをするだけで良いんですね。
これが正しい差別化です。
従来の差別化の考え方は、「他との違いをどう作るか」です。
しかし、これだけ個人ビジネスやサービスが乱立した現代において、本当に他がやってないようなサービスを考えるのは難しいです。
もし本当に他がやっていないようなサービスを確立できたら、どこかの大きい資本を持ってるところにぱくっと食べられておしまいです。
ですから、無理して他との違いを作る必要はありません。
それよりも、より良いサービスにするために、何かほんのちょっとプラスできることはないだろうか?
その観点で、あなたのサービスや商品、発信する情報の内容や頻度を見直してみてください。
もしかしたらそこに、あなたのビジネスがさらに発展する突破口が見えてくるかもしれませんよ。
ではでは!
川畑
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