Teachableの料金一覧|価格表の内容から最適なプランの選び方を解説

あなたはTeachableの料金プランについて、こんなお悩みをお持ちではないですか?
「Teachableの料金っていくつかあるけど、一体どれを選べばいいんだろう?」
「そもそもTeachableって、月額いくらから使えるんだろう?」
「一応、安めのプランで契約してみたけど、本当にこのプランで大丈夫なんだろうか?」
この記事では、それらの疑問に答えるために
- Teachableの価格
- それぞれの料金プランの、魅力的な機能の解説
- なるべく費用をおさえるための最適な料金プランの選び方
について解説していきます。どの料金プランを選ぶか悩んでいる方は、ぜひ参考にしていってくださいね。
目次
Teachableの料金プラン一覧

まずは、Teachableの料金プランをご紹介しますね。
上記画像のように、現時点(2021/09/17)では、上記3つの価格帯のプランが用意されています。
ちなみに、上記の月払いのプランをそれぞれ日本円に変換すると、、、
- Freeプラン…無料
- Basicプラン…4,273円
- Proプラン…13,039円
- Businessプラン…32,763円
となります。(2021/09/20時点)
また、年払いでプランと契約することもできます。その場合、それぞれのプランで年間でかかる費用は、、、
- Freeプラン…
- Basicプラン…38,132円
- Proプラン…130,175円
- Businessプラン…327,411円
となっております。ちょっと高めに見えますが、年払いの方が2ヶ月分お得になっているようです。
「もう私はずっとこのプランで行きます!」と決めた方は、年払いのプランにしてもいいかもしれませんね。
では、それぞれのプランにはどういった特徴があるのでしょうか?1つずつ見ていきましょう。
Teachableの料金プラン1:Freeプラン

まず1つ目にご紹介する、Teachableの料金プランは「Freeプラン」です。
プラン名の通り、FreeプランならTeachableを無料で使うことができます。
Teachableの価格表を見ていくと、Freeプランでは以下の機能が使えるようです。
- 受講生は無制限に増やせる
- 1回の決済ごとに、1ドル+10%の決済手数料
- 即席用の決済システム
- 無制限のコース
- 無制限のコーチングサービス
- 製品のバンドル化
- 学習画面のデザインテンプレートが使える
- 管理者アカウント1つまで
- 製品サポート
- 他社ツールとの連携(Google Analytics、Sumo、Segment)
- 基本的なクイズ機能の使用
などなど、無料であるにも関わらず、Teachableの基本的な機能を一通り使うことができるようです。
最低限のオンラインコースの運用をするだけなら、Freeプランでも十分可能ですね。
「まずはテストでTeachableを使用してみたい。」という方は、まずは無料で使えるFreeプランから試してみるのもいいかもしれませんね。
Teachableの料金プラン2:Basicプラン

続いて2つ目にご紹介する、Teachableの料金プランは「Basicプラン」です。
Teachableの価格表を見ていくと、Freeプランでは以下の機能が使えるようです。
- Freeプランで使える全ての機能
- 5%の決済手数料
- 即席用の決済システム
- 会員専用コミュニティ
- 管理者アカウント2つまで
- 製品サポート
- コース作成者用のトレーニング
- 独自ドメイン
- クーポン(割引販売)
- ドリップ機能
- 高度なメールマーケティング
- 他社ツールとの連携(Facebook、Google Analytics、Sumo、Segment、Mailchimp、ConvertKit、Zapier Triggers、Circle.so)
- 非公開の学生コミュニティ
などなど、Freeプランに比べて相当いろんな機能を使うことができます。
Basicプランから使える機能の中で、特に注目すべきものは以下の4点です。
- 独自ドメインが使える
- クーポンを発行できる
- ドリップ機能
- 高度なメールマーケティング
ただこの4つだけを並べても「?」となってしまう方もいるかと思いますので、それぞれの機能で何ができるのかを、簡単に解説しますね。
Basicプランの目玉機能1:独自ドメインが使える
独自ドメインとは、独自ドメインとは、世界に1つしかないオリジナルのドメインのことです。法人・個人に関わらず、自分で好きな文字列を指定して取得することができます。(引用:https://www.onamae.com/clever/about/original-domain/)
ドメインの設定を特にいじらずにTeachableを使うと、あなたのオンラインスクールのURLは「https://〜〜〜〜〜.teachable.com」という、Teachableが用意しているものになるんですね。
もちろん、このURLで運用しても全く問題はないのですが、ブランディングを大事にしたい方にとっては、独自ドメインが使えるかどうかは非常に重要です。
もしあなたが、ブランディングやイメージを大事にしているのであれば、独自ドメインを設定できるBasicプランは魅力的ではないでしょうか。
Basicプランの目玉機能2:クーポンが発行できる
Teachableの「クーポン」を使うと、販売するオンラインコースの割引価格での販売ができます。
オンラインコースの販売部数を伸ばすとき、期間限定の割引価格を設定し、限定性をつけるのがとても効果的です。
例えば、定価1万円のオンラインコースを作って、それを3日間限定で3000円で販売する…といった要領ですね。
すると、3日間の中で駆け込み需要が生まれ、ダダーッと売上本数が伸びていきます。
このようにクーポンを使って、Teachableで作ったオンラインコースを販売すれば、売上アップが見込めます。
Teachableで売上を伸ばしたいのであれば、ぜひ使いたい機能ですね。
Basicプランの目玉機能3:ドリップ機能
ドリップ機能とは、オンラインコースの動画の公開のスケジュールを設定できる機能のことを言います。
例えばAさんが、5本の動画が収録されたオンラインコースを購入したとします。
するとAさんは、購入日初日に1本目の動画を視聴できる状態になる。1週間後に2本目の動画を視聴できるように。そこからさらに1週間後に、3本目の動画を視聴できるように…。
このように、受講生の購入日を起点として、動画を公開していくスケジュールを1日単位で設定できるんですね。
さらに、動画の公開のタイミングに合わせて、メールでお知らせすることもできます。(メールの文面、件名も自由に編集できます。)
受講生の学習スケジュールをコチラで先導したい、などのニーズをお持ちの方の場合は、ドリップ機能はとても便利です。
Basicプランの目玉機能4:高度なメールマーケティング
高度なメールマーケティングとは、「ConvertKit」「メールチンプ」などのメルマガ配信スタンドとTeachableを連携することで、高度なメルマガ販売の仕組みを組む事ができます。
実際に僕は、ConvertKitとTeachableを連携させているのですが、これによってTeachableでオンラインコースが売れたタイミングで、顧客に送信するステップメールを切り替えるという事ができます。
ただ、この機能すごいのですが、どんなことができるかについて詳しく説明すると非常に文章が長くなってしまいます。
ですので、動画を用意しましたので、高度なメールマーケティングの詳細を知りたい方は、下記動画をぜひご覧ください。
川畑は、TeachableとConvertKitの連携機能でたくさん売上を作ってきましたので、とてもおすすめです。
Teachableの料金プラン3:Proプラン

続いて3つ目にご紹介する、Teachableの料金プランは「Proプラン」です。
Teachableの価格表を見ていくと、Proプランでは以下の機能が使えるようです。
- Basicプランで使える全ての機能
- 決済手数料なし
- 即席用の決済システム
- 管理者アカウント5つまで
- 優先的な製品サポート
- 採点付き小テスト
- 高度なレポート
- Teachable名が表示されないウェブサイト
- 学習修了証の発行
- コースコンプライアンス
- アフィリエイト
- Teachableのサポーターとのグループ戦略会議
などなど、Basicプランに比べてさらに充実した機能を使えるようになるんですね。
ちなみに、筆者の川畑が使用しているのもProプランです。
特にProプランの中では、以下の2つがとても魅力的ですね。
- 決済手数料なし
- アフィリエイト
では、この2つについて、何が良いのかを簡単に解説しますね。
Proプランの目玉機能1:決済手数料なし
ここまでお読みいただいているとお分かりの通り、FreeプランとBasicプランは決済手数料がかかってしまいます。
Freeプランは10%、Basicプランは5%がかかっています。
売上が立つたびに、毎回上記の手数料が引かれてしまうんですね。
実は、月20万円以上の売上を作れる人の場合は、Proプランの方が一番安く済んだりします。
本格運用される方や、販売能力の高い人の場合は、Proプラン一択かもしれませんね。
Proプランの目玉機能2:アフィリエイト
Proプランにすると、Teachableに入れているオンラインコースを、アフィリエイトしてもらうことができます。
アフィリエイトとは、あなたのコースを誰かに紹介してもらうことで、そこから上がった売上の一部を報酬として、紹介者に支払うシステムのことです。
販売能力の高い方とパートナーを組み、アフィリエイトをお願いすることで、大幅な売上アップや、顧客リストの獲得を狙うことができます。
また、Teachableのアフィリエイト機能は結構便利でして、
- オンラインコースを購入してくれた受講生の方にも、アフィリエイトをお願いすることができる
- アフィリエイトしてくれる人1人1人に対し、報酬の割合を設定することができる
などなど、柔軟に活用することができます。より拡販を狙いたい方は、Teachableのアフィリエイト機能を使ってみてはいかがでしょうか?
Teachableの料金プラン4:Businessプラン

最後に4つ目にご紹介する、Teachableの料金プランは「Business」プランです。
Teachableの価格表を見ていくと、Businessプランでは以下の機能が使えるようです。
- Proプランで使える全ての機能
- 決済手数料なし
- 即席用の決済システム
- 管理者アカウント20人まで
- 優先製品サポート
- 学生アカウントの手動インポート
- 学生アカウントの一括登録
- 新しい権限レベルのアカウント種類の作成
- ページのデザインの高度なカスタマイズ
- グループコーチングコール
などなど、かなり贅沢に様々な機能を使うことができるようです。
筆者自身はBusinessプランは使ったことないので詳しいことは分かりませんが、Teachableのマニュアルなどを読んで調べた限りですと、特に下記の3つの機能が便利そうに思えました。
- 管理者アカウント20人まで
- 学生アカウントの一括登録
- ページのデザインの高度なカスタマイズ
これら3つの機能を使えるメリットについて、簡単に解説しますね。
Businessプランの目玉機能1:管理者アカウント20人まで
Businessプランにすれば、Teachableの管理者アカウントを20人分まで作成することができます。
大規模でプロモーションを組む方や、それなりに大きな規模で学習用コンテンツを提供している法人などは、このように管理者アカウントをたくさん作れるBusinessプランの方が、効率が上がるかと思います。
また、運営に問い合わせることで、管理者アカウントをさらに増やすこともできるようです。
まさに大規模で展開する方には、とても魅力的ですね。
Businessプランの目玉機能2:学生アカウントの一括登録
Businessプランにすれば、Teachableに学習アカウントを登録するとき、CSVで一括登録することができます。
実はProプラン以下ですと、学生アカウントの登録は1度に5つまでと制限があります。また、CSVでのインポートもできないので、学生アカウントの情報を1つ1つ手打ちで入力しないといけないんですね。地味に手間です。
登録したい学生アカウントが数十名分とかであれば、まだProプランでもなんとか対応できると思います。
しかし、Teachableに移行する際に学生アカウントが数百アカウント分ある、となってしまうと手打ちで5名ずつ入力するとなると、時間がかかって仕方ありません。
ですので、たくさんの受講生を手間をかけず、一括登録で完了させたい方なんかも、Businessプランが良いかもしれません。
Businessプランの目玉機能3:ページのデザインの高度なカスタマイズ
Teachableの学習画面は、Proプラン以下の場合だと、4つのパターンの中から選択しなければなりません。
もちろん色合いは変更できるのですが、基本の形は4パターンからしか選べないので、受講生から「あっ、この人Teachable使ってるんだ」ってバレる可能性があります。
ちょっと僕自身がBusinessプランを使ったことがないので、どれぐらい自由度が高くいじっていくことができるかわからないのですが、どうやら独自のデザインに仕上げていくことができるようです。
「より見せ方にこだわりたい。」「ブランドイメージを大事にしたい。」
そんな方は、高度なカスタマイズができるデザインは良いかもしれませんね。
Teachable料金プランの選び方

さて、ここまでTeachableの料金プランを、価格表を和訳しながら解説してきました。
ただ、ここまで色々と機能を紹介されても「よく分からない!結局どれを選べばいいの!?」と、疑問に持たれている方もいると思います。
そこで、ここからは段階別に分けて、Teachableの料金プランの選び方について解説していきます。
費用を抑えながら、Teachableを最大限活用したい方は、ぜひ参考にしていってくださいね。
お試しで触ってみたい方へのオススメ:Freeプラン

あなたは、以下の2つに当てはまりませんか?
- まずはちょっとだけTeachableを触ってみたい
- Teachableの操作感がどんな感じかを確かめたい
そんなふうに、まだTeachableを導入するか検討している段階の方には、Freeプランがおすすめです。
FreeプランでもTeachableの操作画面はだいたい同じです。
ですので、Teachableの操作感を試したり、実際に作ったオンラインコースの学習画面がどんな見え方になるのか、などなどを確認することができます。
そのため、導入を検討する際に、Freeプランでお試しされると良いかもしれません。
ただ、Teachableの機能がかなり制限されるので、販売するにはとても不利です。そのため、実際に導入を決めた場合はどれかのプランに入ったほうが良いでしょう。
これからオンラインコースを販売する方へのオススメ:Basicプラン

もしあなたが、「これからTeachableでオンラインコースの販売に挑戦したい」という方であれば、Basicプランがオススメです。
Basicプランは月額4,277円と始めやすい価格ではありながら、Teachableの魅力的な機能がほとんど使えます。
ですので、本格的な導入を決めた段階でBasicプランに入って、初期設定を進めたり、オンラインコース販売の準備を進めて進めてみるといいかなと思います。
もしくは、1回か2回ぐらいなら、オンラインコースを販売してみて、売上が上がる様子や、受講生がしっかり学習を進めている過程を確認されてみるといいかもしれません。
本格的にTeachableを運用する方へのオススメ:Proプラン

Proプランは、Teachableの本格運用を始めた段階での加入がオススメです。
ちなみに川畑も、TeachableはProプランで使っています。
本格運用する方が、Proプランに入るべき理由は2つあります。
1つ目が決済手数料。2つ目が決済プランの種類についてです。1つずつ説明していきますね。
まず1つ目の決済手数料ですが、例えばBasicプランの場合は、Teachableに決済手数料の5%を払わなければなりません。
BasicプランとProプランの価格差は8,766円です。
決済手数料を考えると、この価格差はTeachableから175,320円の売上を作ると、埋まってしまうんですね。
細かい数字は為替によって日々変動しますが、ざっくり考えても毎月20万円以上の売上をTeachableで作る方は、Proプランが一番費用をおさえながら運用できるんですね。
続いてProプランがおすすめの理由の2目にある、「決済プラン」ですが、これも結構重要な話です。
結論から言うと、Basicプラン以下では一括払いのプランしか作れません。
十万円以上などの高額商品を販売するときは必ず分割払いのプランも用意すると思うのですが、Basicプラン以下ではこれができません。
しかしProプランですと、分割払い、サブスクリプションの設定ができます。
そのため、Teachableでいろんな価格帯の商品を展開したいと考えたとき、どうしてもProプランにせざるを得ないんですね。
以上の2つの理由から、Teachableを本格運用される方にはProプランをおすすめします。
大規模プロモーションを展開する方へのオススメ:Businessプラン

TeachableのBusinessプランは、「大規模なプロモーションを展開する方」「たくさんのチームメンバーでTeachableを運用する方」にオススメです。
- ある程度の人数で手分けしてTeachableを運用する
- たくさんの受講生を一括でインポートして活用したい
といった方は、BusinessプランでTeachableを運用されることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
Teachableは現在4つのプランがあり、それぞれビジネスの段階によってオススメのプランが変わってきます。
Teachableに使う費用を抑えて、効果的に運用したい方は、ぜひこの記事の内容を参考にしていただければと思います。
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